から
07/ 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31./09

タンジェリン・ドリーム「ザ・エンドレス・シーズン」 

「The Five Atomic Seasons」は2006年、当時82歳を迎える日本人が自身の体験をもとに
タンジェリン・ドリームに制作を依頼した作品群。
長崎の春、夏、そして広島の秋、冬。
本作品が完結編となる。

婚約者を残して故郷長崎を離れた後に長崎に原爆投下。
親元の京都から札幌へ向かおうとしたが何故か乗り込んだ汽車は広島に向かっていた。
広島での惨状を目の当たりにしながらも病院で働く日々。
そんな中、婚約者と奇跡的な再会を果たす。

冬が過ぎ、それは「5番目」の季節ともいうべきものがやって来た。

この作品は、今までの総括ともいうべきものだが
どちらかと言えば淡々と進行していく

そして、ラスト「Morphing」というナンバーに向かう

タンジェリン・ドリームは、この作品群で様々な情景を映し出してくれた。
色鮮やかな季節、目を覆いたくなるような惨状
寂寞、夜明け、再会

それは綿々と脈打つ壮絶で壮大な物語でもある。

今、目の前に見ている景色が徐々に移り変わりその先に現れる光景、
それが「とこしえの5番目の季節」なのかもしれない。

ブックレットに記された二人の物語は、ゆっくりと読んでいこう。
そしてそれは決して途絶えることのない人と人との繋がりと記憶そのものだ。


それゆえに、「5番目の季節」はまた「終わりの見えない核の季節」でもあると警鐘を鳴らしている。

警鐘が鳴り響きながら、この作品群は幕を閉じる。

ザ・エンドレス・シーズン(紙ジャケット仕様)ザ・エンドレス・シーズン(紙ジャケット仕様)
(2011/07/20)
タンジェリン・ドリーム

商品詳細を見る


R.I.P. 広島
R.I.P. 長崎
epitaph |  TB:0  |  CM:0  | 記事編集

この記事に対するコメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する