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KEVIN ROWLAND AND DEXYS MIDNIGHT RUNNERS “TOO-RYE-AY” 

このアルバムほど80年代音楽史上に名を残す苦笑の邦題はないだろう。

原題は、「Come On Eileen」の詞が元ネタで、意味はよくわからんのだけど。
語呂合わせの掛け声かなんか? スラングなら地元の人ならわかるかも。

まぁ、「Come On Eileen」に無粋な邦題が付かなかったのがせめてもの救いか。

この曲のせいで見事に一発屋扱いされてるけど、2年前に「Geno」で2週連続全英1位を放ってる。

ちなみに、KEVIN ROWLAND AND DEXYS MIDNIGHT RUNNERSというのが正式なバンド名。
バンド名自体が、クスリ(アンフェタミンの一種Dextroamphetamine)をキメた時の、
夜中じゅう走り回るって症状を意味するからなかなか一筋縄ではいかない。

だから、「Come On Eileen」がファンタジーのように扱われ続けるのも相当なプレッシャーだっただろうし、
そのせいで結果的に潰れてしまったのも事実だ。

だけど、このリリース25周年盤は、それらを全て“チャラ”にしてくれる。

例え何があったとしても、音楽はそのまま当時の空気を帯びて存在し続けるのだから。

ヴァン・モリソンのカヴァーや、「ソウル・トレインのテーマ」などを聴いてると、
ポール・ヤングが在籍してたQ-TIPSを彷彿とさせる。
とってもソウルなサウンドなのである。

そこにフィドルの印象的な音色とアイリッシュ・サウンドが融合し独特の世界を醸し出している。

それはボーナス・トラックのB面集や、ボーナス・ディスクのBBCコンサートやBBCセッションで堪能できる。

30年待った甲斐があったと思える好盤。

女の泪はワザモンだ!!<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様)女の泪はワザモンだ!!<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様)
(2013/05/29)
デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ

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(2007年に出た25周年記念盤の内容で紙ジャケット仕様なのが日本盤)

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