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Jim O'Rouke:Eureka 

中学卒業と同時にミニコンポかって本格的に音楽を聴くようになってから30年あまり。

いくつかの節目を経験してきた。

当時よく聴いていたニュー・ウェーヴの根幹だと知ったヴェルヴェッツ、
CDが再発されたのを機に一気に聴いたストーンズ。
そしてCD化の際に、これも一気に聴いたビートルズ。
キンクス、フーにデヴィッド・ボウィ,tec.



このアルバムは、友沢ミミヨによるジャケットを目にしても見過ごしていた類のもので、
来月のATP(All Tomorrow's Parties)の派生イベントI'll Be Your Mirror Tokyo 2012で
全曲演奏するということを知り、ようやく聴くことになったわけだ。

これほど“浄化”という言葉がハマる音楽はない。
例えば満開の桜の花が風で舞い散るとか、
どこまでも透き通る澄んだ海の前に広がる白い砂浜とか、
そんな光景を目の当たりにしたような感覚に包まれる1曲目。

達観したかのようなタイトル・ナンバーのバックに流れる吹奏楽は荘厳にさえ思えてくる。
詞もいい。
こんな作品、13年間も知らなかったなんて。
でもリリース当時だったらこれだけ沁みるかどうかはわからない。
まさにタイトルの通り、今この時期に聴くべきだと...それまで別のとこにいたのだろう。
ようやく自分の番が回ってきたんだな。


ジム・オルークという人も微かに名前を聞いたり見たりするだけで、全く意識外だった。
調べてみると、彼がプロデュースしたのは
FAUST、Tony Conrad、THE RED KRAYOLA...なんだ、知らなかっただけなんだ。
知らず知らず身体に浸透していたわけだ。ヴェルヴェッツの時のように。

1999年リリースのこの作品は、もちろん彼のキャリアからすると異質なのかもしれない。
それは、これからゆっくり確かめればいいことだ。

まずは、この素晴らしい音が流れる空気に浮かんでいたい。

1曲目で、ほんの少し高知のアプサラスというバンドを思い出した。

ユリイカユリイカ
(1999/02/10)
ジム・オルーク

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