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ルー・リード&メタリカと過ごす夜;第二夜 

形式上は大作4曲で構成されるDISC2だが、曲順としては7曲目。

今度は音量を落としたストリングスで始まる。同じ手は二度と喰わないと思ったが思うツボだった。

Louは、ここ数年来MMM(メタル・マシーン・ミュージック)と本気で向き合い、新たな創作意欲も湧いてきたと思う。
2002年、ドイツでの奇跡的なフル・オーケストラによるライヴ。--->METAL MACHINE MUSIC PERFORMED BY ZEITKRATZER LIVE

アンビエント版MMMともいうべき「hudsOn River WinD meditatiOns」(2006年)。--->LOU REED hudsOnRriver WinD meditatiOns

2008年、ロスでの「METAL MACHINE TRIO」によるライヴ。--->Lou Reed's METAL MACHINE TRIO「The Creation of the Universe」

そして、実現不可能と思われたリマスター。

それらを辿る道のりで再び鎧を身に纏い完全武装したLouが出会ったのがメタリカ、というわけだ。

アントン・コービンによる写真集には、さながら戦国武将のように佇むLouと、それを取り囲む軍師たちのようなメタリカの面々。
一番怖い写真は、Louがメタリカ相手に太極拳の型をつけてるショットかな。


8曲目はアコースティック・ギターがメインだが、じわじわと今にも攻め込んできそうでウズウズしてるバックの音が素晴らしい。

9曲目を聴いてつくづく思った。
確かに、このベースはジョン・ケイルには出せない(出す気もないだろうが)、
このドラムスもモー・タッカーでは叩けない(叩こうともしないだろうが)、
メタリカをバックにLouが唄う、と知った時の懸念はすぐに吹っ飛んだ。

圧巻なのがラスト 20分にも及ぶ「Junior Dad」
Louの唸り声で始まり、この90分間の火照った空気をクールダウンするような、そして何もかも浄化してしまいそうな穏やかな旋律に乗って唄声に変わっていく。

45年前、ほぼ同じ長さの曲「Sister Ray」をヴェルヴェッツとして生み出したLou、聴き手を決して離さないパワーは全く衰えを感じさせない。

「Ecstasy」以来の名作が11年の年月を経て降りてきた。
久しぶりに聴き終えてしばらく動けなかった。
Lulu: Deluxe Book 2cd EditionLulu: Deluxe Book 2cd Edition
(2011/11/08)
Lou Reed & Metallica

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1900年頃のマネキンを使ったアートワークも息を呑むほど素晴らしい。
儚くも切ない欠落したフォルムが美しい。
LouReedAndMetallica1(10月14日付読売新聞夕刊より)

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