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Patti Smith Horses/Horses 

1980年代の終わりに復活したパティ・スミス。
来日嘆願に署名したものの、叶わなかった。
それが実現するのは、あと10年ばかし掛かった。
パティを初めて見たのは、1997年1月11日、恵比寿のザ・ガーデン・ホールだった。


2003年8月18日、「STRANGE MESSENGER & CROSS SECTION」という
渋谷パルコでやってるパティ・スミス展に行って来た。
来日ギグのチケット半券持ってくと入場料半額!

一ヶ月前のパフォーマンスがフラッシュバックして全身鳥肌状態のまま入場。

元々彼女はドローイング・アーティストになりたかったらしいこと、
ドローイングは絵だけでなく言葉も書くようになり、
それが詩となり詩の朗読となり、そいつにギターでバックを付ける人々
(トム・ヴァーレン他)と付き合いながら「パティ・スミス」が誕生し、
それでも事あるごとにドローイングに戻っていくというのが分かった。

特に2001年9月のツインタワー崩壊などを描いた作品群には、
筆舌に尽くせないものがある。

残墟をバベルの塔に見立て(そういえば彼女の本に「バベル」というタイトルがある)
その塔は目を凝らして見ると言葉で構成されたものだった。

経典が書かれた輪を廻すことで読経の代わりになることも、
あらゆる宗教に精通している彼女のことだから。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、仏教、儒教、
あらゆる要素が盛り込まれている作品を目の当たりにした。

彼女は、また執拗なまでに生殖器の描写にこだわっている。
これは本当に以外だった。
彼女のことを、「人種もジェンダーも超えた存在」と勝手に思い込んでいたことの
方向修正を余儀なくされた。

それもこれも全て自分の目で体験することが必要だとつくづく感じた。
帰り際にモニターから「Because the Night」のパフォーマンスが流れていた。

ホーセス[レガシー・エディション]ホーセス[レガシー・エディション]
(2005/12/21)
パティ・スミス

商品詳細を見る

1stアルバム「Horses」は1975年リリース。
1988年CD化、1996年にリマスター再発。
2005年に再リマスタリングされ、デビュー30周年記念として1stアルバム全曲再演ライヴの
音源を加られたのが、この「レガシー・エディション」だ。

彼女の詩集を読んでもピンとこなかった「Gloria」の歌詞だったけど、
ポール・ウィリアムスによる解説(「Rock and Roll: The 100 Best Singles」より)が
とても判りやすい解釈だった。

ライヴでは後半にも朗読から始まり、煽りまくる「Gloria」がとってもアグレッシヴで素敵だ。
2011年6月26日ディスクユニオン新宿中古センターにて\1,800。

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