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Tony Conrad「Joan of Arc」 

ジャンヌ・ダルクの祥月命日にあたる5月30日を迎えるにあたり
今年はこのアルバムを聴いている。

ライナーによれば、同名の映画のサウンドトラックとして1968年に録音されたもので、
2006年にマスタリングされたらしい。

その映画の監督はPiero Heliczerで、「Joan of Arc」は11分あまりの映画だが、
調べていくと意外なことがわかった。

アンディ・ウォホールの「ファクトリー」と密接な関係がある人物だった。

VUの前身バンドがサントラを手掛けた「Screen Tests」に役者として出演、
VUの曲でも有名な「Venus in Furs」という作品も1965年に撮っている。
いずれも彼の作品は現存するものが少ないという。

トニー・コンラッド自身も、VUの名付け親だという都市伝説が残っており
(道で拾ったボロボロのペーパーバックのタイトルが「VELVET UNDERGROUND」だったというもの)
VUとの関係は密接なのだが、どちらかというとドイツのFAUSTとの究極反復ミュージックでの
共演の方が良く知られている。

さて、肝心の本編だが、11分あまりの映画の為に1時間以上もの音楽が作られたということになる。

予想と大きく違わないドローンが続く。64分1曲勝負。
時に荘厳、時に切なく。

これが、OMDの「Joan of Arc(Made of Orleans)」冒頭のミニマル・ミュージックに
通じているに違いない。

OMDのナンバーは、ワルツ曲調なのだが冒頭に唐突にオルガンのようなドローンで始まる。
これでようやくその謎が解けた。

秋の来日が楽しみだ。

Joan of ArcJoan of Arc
(2006/10/24)
Tony Conrad

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