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ザ・ベスト・オブ・マールタ・セベスチェーン~ザ・ヴォイス・オブ“イングリッシュ・ペイシェント” 

1997年にRYKO(日本ではビデオアーツ、販売はパイオニアLDC)からリリースされたベストアルバム。
タイトル通り、映画「The English Patient」(1996年)のサントラに収録され話題になった現象を受けてのリリースと言える。
当時は日本盤も結構出ていて、「Kismet」が「運命」という邦題だった。その「Kismet」からは3曲収録。ムジカーシュ名義「ブルーズ・フォー・トランシルヴァニア」からも1曲。

そして彼女を知るきっかけとなった「すみれ色の大地」からは2曲。
特に「Teremtes」(創造)は映画「おもひでぽろぽろ」(1991年)のサントラにも収録されている名曲。

色々なジャンル/スタイルの曲がバランス良く収録されている。日本盤はボーナストラック3曲の全16曲で、そちらがお勧め。
The Best of Marta Sebestyen: Voice of The Best of Marta Sebestyen: Voice of
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不明

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(こちらは輸入盤)

Marta Sebestyen「Kismet」 

1996年リリースのトラッド集。解説・対訳は英語、フランス語、ドイツ語。

ブルガリアが2曲、アイルランドが2曲、他にボスニア、インドとルーマニア、ハンガリーとアイルランドなど。

2曲目「Sino Moi」は聴き覚えのある曲で、調べたら1989年アルファエンタープライズから「ジャラートノク・アンサンブル/華彩なるバルカン」という邦題でリリースされた「Folk Music from the Balkan/ZSARATNOK ENSEMBLE」に収録されていた。タイトルは「GLAVA LI TABORI」で、こちらの方がよりビブラートを効かせた唄声。

アイリッシュ・トラッドもお馴染みの曲もあり、ハンガリーとの融合は自然だ。
解説によるとハンガリーとアイルランドは民謡などの文化交流があり、ブダペストとダブリンには1970年代に同じような“ダンスハウス”ムーブメントが起こりトラッドの再評価が行われたらしい。

「Hindi Lulabye」は、トーマス・ディーセルムを思わせるような軽快な曲。

「If I were a Rose[Ha En Rozsa Volnek]」は同時期のアルバム「Morning Star」に収録されているものとは別テイク。こちらもホーミー(喉歌)がフィーチャーされている。

ラスト「Imam Sluzhba[The Conscript]」も独特のビブラートが全開。

真冬の凛とした空気を突き抜ける彼女の唄声を堪能できる1枚。

KismetKismet
(1996/02/06)
Marta Sebestyen

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MUZSIKAS and Marta Sebestyen「Morning Star」 

朝晩は ひんやりし始め、日中も湿度の低い陽気になると、ハンガリー音楽を聴きたくなる。
去年は真冬から聴きだしたのだけど、今年は夏の暑さが厳しかったせいか、もう聴きたくなった。

MorningStar1
これは、マルタ・セバスチェンが全面的に参加したムジカーシュとの連名アルバム。
「If I Were A Rose」一曲だけでもこのアルバムは聴く価値がある。
1曲毎に訳詞(英語)と解説がついているのがありがたい。
「If I Were A Rose」は「Ha en rozsa volnek」。ホーミー(喉歌)は英語でkhoomeiと表記する。
マルタ・セバスチェンの歌声に続いて流れてくるホーミーは、空高くどこまでも響いていきそうだ。

MorningSatr2

Morning StarMorning Star
(2003/03/25)
MuzsikasMarta Sebestyen

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Varga Zsuzsa 

1976年12月9日生まれだからBoldog Szuletesnapot、で良いのかな。

出会ったのもこれまた偶然。いきなり「Rock the Casbah」のカヴァーをやってるのを発見し戸惑ったが、まあ、とにかくエネルギッシュな人。
2009年6月26日のライヴ--->Varga Zsuzsa live at Durer kert

2007年2ndアルバム「Barkacsklub lanyoknak」より
PV--->Varga Zsuzsa - A lanyok masra varnak
強面に出てこられると、こちらとしても身構えるしかない。

PV--->Varga Zsuzsa - Be Infected
この懐かし感は何処からくるのだろう、シーナ・イーストン?

PV--->Varga Zsuzsa - Szallj ki a kocsimbol
この映像を見終わると、んーと唸ってしまう。

2004年サントラより「Adhatom」PV--->Varga Zsuzsa feat. Beat Dis Adhatom
アジアン・ビートというのかオリエンタルな感じでエリノア・アカデミアのような妖しさ。

my space--->http://www.myspace.com/vargazsuzsa
チープでローファイ、フィードバックノイズと言葉の連打。参りました。

Varga Zsuzsa「Rock the Casbah」 

2003年1stアルバム「Szivadovevo」に「Rock the Casbah」収録。勿論ザ・クラッシュのナンバーである。
なお、「Stop the World」というナンバーも収録されているが、これは同名異曲。

2007年5月11日のライヴ--->Varga Zsuzsa - Rock the Casbah
ヴォーカルの音が小さいのが残念。

天国のジョー・ストラマーは苦笑いしているかどうか。

2008年2月5日のライヴ--->Varga Zsuzsa - Rock the casbah live at Morrisons2
やっぱり音が小さい。ベーシストが替わってる。

2008年8月2日のライヴ(音量にご注意)--->VARGA ZSUZSA Godor Klub

1stアルバム「Szivadovevo」から「Razd Meg」PV--->Varga Zsuzsa - Razd Meg
ベースの効いたミディアムテンポな曲に唐突なラップ。
TVショウ--->Varga Zsuzsa - razd meg (tv2)

タイトルナンバーPV--->Varga Zsuzsa - Szivadovevo
カラフルで、ちょっぴりシュール。

オフィシャルサイトで全曲サンプル試聴可能--->http://www.vargazsuzsa.hu/

QUIMBY「Halleluja」 

何故かどこかで聴いたことのあるような不思議なナンバーは、1999年の6thアルバム「Ekszerelmere」他に収録。
ライヴ(時期不明)--->Quimby -Halleluja
未知なる言葉の響き。

2000年のライヴ--->Quimby: Halleluja (live Z+ Mania)
司会にクインビーと呼ばれてる。

2007年6月24日のライブ--->Quimby - Halleluja

14分のリミックスがあるらしい、聴いてみたい。

オフィシャルサイト--->http://quimby.mentha.hu/

SOERII AND POOLEK「Elton John」 

これだけ一人のアーティスト名が連呼されている曲は滅多に無い。
称讃か揶揄、どちらかしかない。
それにしても何回出てくるのだろうElton John。
Soerii & Poolek - Elton John(PVではありません)

ベースラインはPSB「I Want a Lover」を拝借?
WE PLANTS ARE HAPPY PLANTSの次は随分と妖しげな処に迷い込んでしまった。

my space--->http://www.myspace.com/soeriipoolek

WE PLANTS ARE HAPPY PLANTS「We Wave Goodbye」 

昔はレコード屋で、目に留まったジャケットを買ってみることもあったけど、今どきは気になるアーティスト名を聴いてみる。手段は変わったものの、どんな音楽なのかを聴く前に抱いてたイメージ通りなのかどうかプラス、映像はどんなだろうという期待と不安。

昔はFMで耳にしたその1曲だけの為にアルバムを買ったものだけど、今じゃそうはいかず、そのかわりにウェブサイトで聴いたり見たりすることができる。

WE PLANTS ARE HAPPY PLANTSというのは、swimming WITH DOLPHINS同様、気になるネーミング。FMで聴いた「Bluebird」も引っ掛かっていた。
ヴェルヴェッツ「Candy Says」の『青い鳥が肩越しに飛ぶのを眺めてたい』という詞を思い出したり。

my spaceでフル・トラック聴ける。http://www.myspace.com/wplnts
何曲か聴いたなかで「Bluebird」と同じくらい気に入ったのがアルバム「Twilight of the Dawn」からの「We Wave Goodbye」というナンバー。
PV--->We Plants Are Happy Plants - We Wave Goodbye(注;猫の映像が含まれます)
こちらは、さしずめビートルズ「Here, There and Everywhere」かな。

着地点は見当たらないけど、しばらくその迷い込んだままにしておこう。

マルタ・セバスチェン「すみれ色の大地」 

1980年代に吹き荒ぶニューウェーヴという嵐の中、微かに聞こえてきた短波ラジオのような存在だった。マルタ・セバスチェンは母国ハンガリー民謡はもとより、ブルガリアからギリシャ、ユーラシア中を唄いこなす。
すみれ色の大地
ブルガリアンヴォイスがUKインディーレーベル4ADからのリリースであることも起因した後のワールドミュージックブーム。ハンガリーのマルタ・セバスチェンの唄声を機にケルトに向いていた耳はバルカン半島、スラブ、地中海、ギリシャへと移っていった。
1989年アルファエンタープライズより発売された「ハンガリー・フォーク・シリーズ」カタログNo.LT-4が「すみれ色の大地」。本国では1987年にリリースされた作品。
シーラ・チャンドラ、中東のオフラ・ハザらが従来のエスノ・ポップを塗り替え下地はできていた。それでも彼女が奏でる音は圧倒的だった。例えばそこに1979年Holger Czukayがサンプリングしたコーランのラジオ、ナジマ、ウクライナ民謡、中南米のインカンテーション、トレーシー・チャップマン、ナタリー・マーチャント、モンゴルのホーミー(喉歌)、ケルト胡弓の響きと笙の音色、などが一つの繋がりを持っていることを感じる。ラスト「TEREMTES」(創造)に至っては、それらが昇華し無限の拡がりを持つ空間へ分子のように跳び始める。

つい最近になって知ったこと。1996年には映画「The English Patient」のサントラが出ている。さらに遡る事1991年の映画「おもひでぽろぽろ」で使われている。調べてみると...合致。
16. TEREMTES
17. FUVOM AZENEKEM
18. HAJNALI NOTA
それぞれ相当する当時の邦題は「創造」「私の歌」「夜明けの歌」
おもひでぽろぽろおもひでぽろぽろ
(1997/04/05)
サントラワイルド・ワンズ

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「すみれ色の大地」が入手困難な現在、幸いにもこのサントラで3曲聴くことができる。

MUZSIKASのオフィシャル・マイスペースでは「Cold Winds are Blowing」「If I were a Rose」を聴くことができる。--->http://www.myspace.com/muzsikas

【文中の人名「マルタ・セバスチェン」はハンガリー国内で使われる姓名の順番ではなく当時の国際的な慣習に準じた名姓の順番としました】 オフィシャルサイト--->http://sebestyenmarta.hu/ (英語版は右上の英国旗をクリック)
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