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The Plastic People Of The Universe「Pulnocni Mys」 

1968年から20年間活動したチェコのチェンバーロックバンド。

90年代に再結成し現在まで事あるごとに演奏はしてる模様

但し中心人物Milan Hlavsaは2001年に50歳で、
ほぼメンバーといってもいいVaclav Havel元大統領は2011年にそれぞれ鬼籍に入った。


1989年のVelvet Revplution(俗にいうビロード革命)までは地下で活動してたにも関わらず
70年代後半から80年代にかけ音源が出回るようになった。

そして、このシリーズは1968年から1988年までの音源を10タイトルに亘りリリースしてるもので、
このバンドを世に知らしめた1974年に録音された「Egon Bondy's Happy Hearts Club Banned」などが
入手しやすくラインアップされてる。

こいつは2010年にリリースされたシリーズ最後の10タイトル目で
タイトルはチェコ語で真夜中のネズミという意味。

この時代らしくシンセ音も聴けるが相変わらずドローン、重奏低音基調のサウンド

この頃からMilan Hlavsaによる様々なプロジェクト、ユニットが続々出てくる

ボーナスの「Pokouseni」が圧巻の23分間。
寄せ集めではあるものの本編より聴き応えがある、、、

DSC_0578.jpg


今日みたいな気候にぴったりの1枚。

Phil Shoenfelt with TICHA DOHODA「Live in Prague!」 

久しぶりにチェコのネタ。

UK出身のPhil Shoenfelt(このヒトのことは全く知らない)が、チェコのバンドTICHA DOHODAをバックに行ったプラハでのライヴ音源。

1989年に加入したヴォーカル、キーボード担当Blanka Srumovaの名がクレジットに無いのが残念。

ドアーズの「Roadhouse Blues」と、イギー・ポップでお馴染みの「The Passenger」をカヴァーしている。

「Roadhouse Blues」は、アイシクル・ワークスもカヴァーしてた。

Live in Prague with Ticha DohodaLive in Prague with Ticha Dohoda
(1996/05/09)
P Shoenfelt With Ticha Dohoda

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ジョセフ・クーデルカ プラハ 1968 Invasion Prague 68 Josef Koudelka 



東京都写真美術館で7月18日まで開催。

1968年に起きたチェコ事件のプラハの街と人を記録したクーデルカの生々しい作品に圧倒された。

THE PLASTIC PEOPLE OF UNIVERSE「Bez Ohnu je Underground」 

1992年リリースのP.P.U.の同年に行われたライヴの模様を収めたCD。

5分ほどのMCの後、カヴァーを3曲。まず「Light My Fire」は原曲よりアグレッシヴでラフな演奏。
続いて「Waiting for the Man」は、かなり忠実に再現。
次はTHE FUGSの「Garden is Open」。THE FUGSというグループはこれで初めて知った。

後半3曲がオリジナル。
「Modry Autobus」は、まさかのボ・ディドリー・ビート。ヴェルヴェッツのモー・タッカーもしくは
頭脳警察の「悪たれ小僧」。

やはりラスト「Magicke Noci」がハイライトで、ストリングスとオルガンが激しくぶつかり合う即興が素晴らしい。

ppou

ジャケットのクレジットには1969年から1973年のラインナップが記載されているだけで、
このライヴにMilan Hlavsaが参加しているかどうかは、わからない。

aneta langerova「dotyk」 

久しぶりにチェコもの。
今回は、今どきの女性ポップシンガー。見た目はPJハーヴェイじゃないかと思う面もあるが。
dotyk_2

1曲目、「mala morska vila」ピアノがビートルズ(ジョン)を彷彿させる。ポジティヴで力強さも感じさせる。
ジャケットの雰囲気から感じ取れるイメージは、フィルターのかかった水辺。だから本当は晴れているのかもしれない。
その昔、ネオサイケと呼ばれたサウンドに近い。それですんなり耳に入っていくのだろう。
「poplach」の、ちょっと字余りになるところがいい。それもチェコ語で。
やはりチェコはヴェルヴェッツとパティ・スミスの影響が大きい。
後半は、ちょっと切なくなる曲もある。
dotyk_1a
DVD(PAL)は、ドキュメンタリーを30分収録。残念ながらPVは入ってない。

「Mala morska vila」PV--->Aneta Langerova - Mala morska vila
 アルバムのジャケットのイメージ。熱帯魚が水泡と共に宙を浮かぶという幻想的な世界。

「Vysoke napeti」PV--->Aneta Langerova - Vysoke napeti
 23歳にして貫禄十分。

「Podzim」PV--->Aneta Langerova - Podzim
 人体を細胞レベルで透視したシュールなイメージのCG。

aneta langerovaのwebサイト--->http://www.langerovaaneta.cz/
 トップページのanetaがキュートだ。

aneta langerovaのmy space--->http://www.myspace.com/anetalangerovamusic
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PULNOC「city of hysteria」 

遂に聴くことができた1991年の2ndアルバム。
CityOfHysteria(ジャケット裏面)
ブルックリンで録音され、アリスタからリリース。
全曲タイトルは英語だが、9曲がチェコ語、タイトルナンバー含め2曲(4,9)が英語で唄われている。
掲載されている歌詞は全て英語。
11曲(うち1曲がCDボーナストラック)中、Michaela Nemcova(Milan Hlavsaの義妹)がヴォーカルをとっているのが8曲(1,3,4,5,6,7,9,10)というのは予想外だった。雰囲気はニコというよりデボラ・ハリー寄り。

1.it's dangerous
思った以上に乾いた軽やかな音で始まる。
2.end of the world
弦楽器が迫ってくる。
3.no one no where
CDボーナストラック。プリミティヴなドラム。
4.city of hysteria
荘厳な響きで幕を開けるタイトルナンバー。3分過ぎに一転し「Big Sky」のような大団円。
5.song for nico
意表をつくファンキーなギター、トーキング・ヘッズ風。
6.strange
それまでの曲調とは異なりメロディアスなワウギターで始まるが、次第にスケールを増しつつ複雑な展開になっていく。プログレと並び称される所以はこの辺りの音なのだろう。
7.all tomorrow's parties
原曲への敬意(特につまびらかなギター)に甘美さが加わり気高ささえ感じるカヴァーとなった。
8.little canary
重厚な世界へ引き戻される。
9.i sweep but don't clean
更に重暗さが増す。曲調は「Venus in Furs」で時おり機関銃を模した音が入る。
10.nightmares
悪夢が続く。T.F.F.の「Empire Building」もしくは「CAGED/UNCAGED」に収録されてるアート・リンゼイを彷彿させるアヴァンギャルドなナンバー。張り裂けんばかりのファルセットはポーランドのアンナ・プリュクナルのようだ。
11.destroying angel(white mushrooms)
粛々と、とても穏やかな気分で満たされる。この「Muchomurky bile」がPULNOCで最初に聴いた曲。
このイメージ映像が、PULNOCのPVより詞の内容を表現している気がする。--->Muchomurky bile ~ Milan Mejla Hlavsa

聴けば聴くほど虜になる。

ライナーには1984年に書かれたヴァーツラフ・ハヴェルのエッセイが掲載されている。
そしてルー・リード、ゲイリー・ルーカス、E#ことエリオット・シャープに対する謝辞の意味するところは?
PulnocWishesToThank(ライナーより)
1998年7月18日にPULNOCはゲイリー・ルーカスらと共演。同年9月16日にはヴァーツラフ・ハヴェル大統領(当時)同行のもと、PPUとしてルー・リードとホワイトハウスにて、というのは後々の出来事だ。1991年当時にどんな形で関わってたのか非常に興味深い。仮に顔を出してるとすれば、やはりタイトルナンバーか。想いは尽きない。
City of HysteriaCity of Hysteria
(1991/10/08)
Pulnoc

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2 WINGSと一夜限りのTICHA DOHODA再会 

2WINGSはTICHA DOHODA解散後、2006年にメンバー3人が再始動させたバンド。

路面電車(プラハと思われる)が登場する鉄分の多い2009年の最新PV--->2Wings - The Ghost Train
エンディングは録り鉄へのプレゼント。

2009年4月16日のライヴ--->「The Ghost Train」

「underpop」スタイルのTICHA DOHODAと異なるのは、よりハードな音と英語で歌っていること。

2008年1stアルバム「Overseas Pilots」からの第一弾PV--->2Wings - Information Overdose
情報過多な社会に対する警鐘。ロケ地は旧ソ連軍施設。

TICHA DOHODAのヴォーカル&キーボードBlanka Srumovaを迎えての2008年11月8日プラハでのライヴ。
「The Rainmaker」--->2Wings feat. Blanka,The Rainmaker-Live at Podzimni Sazavafest 2008
このステージでTICHA DOHODAのメンバー全員が揃った。
「Come 2gether」--->2Wings feat Blanka (Ticha dohoda) - Come 2gether - live 2008
「My Soul is Floating」(Ma duse se vznasi)--->2Wings feat. Blanka (Ticha dohoda) Ma duse se vznasi Abaton 2008

2 WINGS のmy space--->http://www.myspace.com/popdissident

TICHA DOHODA「Unplug GAG」 

1993年9月26日チェコ史上初のアンプラグドTV収録がプラハのGAGシアターで行われた。
アルバム「Unplug GAG」はTICHA DOHODA解散翌年の1999年に再発。未聴。

1曲目「Kotva & Kriz」(Anchor & Cross)--->Ticha dohoda Kotva & Kriz (UnplugGag 1993)

カヴァーも数曲演奏している。
「Gloria」は、パティ・スミスが歌詞を追加したゼムの曲と思われる。「Woodstock」は、ジョニ・ミッチェルの曲か? ヴェルヴェッツ「All Tomorrow's Parties」も演奏された。

そして、ストーンズのカヴァー「I'm Free」--->Ticha dohoda Live - UnplugGag (1993) - I´m Free

ビートルズのカヴァー「Don't Let Me Down」はCD未収録。--->Ticha dohoda UnplugGAG 1993 - Don´t Let Me Down (unreleased)

「Underpop」my spaceでフルテイク聴けるのが「Unplug GAG」の音源かどうかは定かではないが、ほぼパティ・スミス版の歌詞に沿っている。

Ticha dohoda UNDERPOP recycled 2009 Official Page--->http://www.myspace.com/underpopcz
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TICHA DOHODAとBlanka Srumova 

自身の音楽スタイルを「underpop」と称したTICHA DOHODA。活動期間は1986年から1999年、メンバーの変動が激しいバンドだったみたいだ。

1990年1stアルバム「Chci prezit (I want to survive)」 PV--->Vitr (The Wind) 1990
ネオ・サイケだ。

1992年セカンドアルバム「Underpop」 PV--->Ma duse se vznasi (My Soul is floating) 1992
鐘の音とワウギター。

同じく「Underpop」から PV--->Kotva a Kriz (Anchor & Cross) 1992
80年代ネオアコを彷彿させる音。

1994年セルフタイトルのアルバム。PV--->Ticha Dohoda - Tulak po hvezdach (Starsailor) - 1994
ストリングスサウンドが刺激的。
このアルバムに収録されている「Ja a Lou Reed」(Me and Lou Reed)という曲、是非聴いてみたい。

1994年11月23日ヴェルヴェッツ「All Tomorrow's Parties」のカバー。--->Ticha dohoda - All Tomorrows Parties - live, RC 1994
1994年パティ・スミスとアイヴァン・クラールとの共作「Dancing Barefoot」のカヴァー--->Ticha dohoda - Dancing Barefoot (rehearsal at Bunkr backstage,1994)

1995年アルバム「La Decadance」収録の「James brown」ってどんな曲なんだろう。

TICHA DOHODAのmy space--->http://www.myspace.com/tichadohoda
「Dealer」「Uprchlik」はFACE TO FACEを思わせる音だけど、ワウギターやホーンが70年代を思わせる。「Vanoce Osamelych srdci」は、とても軽快なナンバー。「Kde spi Andele」は鐘の音が印象的。

1989年に加入したヴォーカル、キーボード担当Blanka Srumovaは解散後ソロで活動してギターも弾いている。
Blanka Srumovaのmy space--->http://www.myspace.com/blankasrumovaband
「Underground」のイントロから鳥肌ものの格好良さ。「Rubikon」のような謳い上げ方にも弱い。チェコ語の心地良さは、重い「Lima」や、「Maruska」(ちょっとブロンディ「マリア」チック...)でも、「Nevesta」でも、さらに「Psanicka」のようなアコースティック・ナンバーでも。
チェコ語の新鮮さだけで、これほど揺さぶられるものだろうか。

2001年新年のTVパフォーマンス。TICHA DOHODA時代の曲だが、これがまた、とても良いのだ。--->Vanoce osamelych srdci
ギターが徐々に昇り詰めていく感じは「テルスター」のエンディングのよう。

ところがタイトルは、Christmas lonely heartというような意味???
軽快な音楽に唄い込まれた事、まだまだ気を許せないのがunderpopな世界。
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チェコの希望Ivan Kral 

アイヴァン(イワン)・クラールはプラハ出身、アメリカにて国籍を失う。

「Blank Generation」はエイモス・ポーと共同監督。無声映画に関連ミュージシャンの音源を組み合わせたもの。(シンクロしているわけではない) 1975年当時のミュージシャンで判ったのは半分くらい...情けな。

「Dancing Barefoot」は1995年チェコのTV局制作のアイヴァン・クラールに関するドキュメンタリー。舞台はプラハからニュー・ヨーク、シアトル。ライヴハウスGBGBの紹介にドキドキする。
パティ・スミスに出会う前に8ヶ月間、ブロンディー(の前身バンド?)に在籍したが得るものは少なかった、とか1978年にジョン・ケイルと組んだことをパティ・スミスが嫉妬した、などエピソードが沢山。
イギー・ポップは相変わらずだしジョン・ウエイトは好感持てた。

何といっても「Amnesty International,1978 Plastic People “100%”」という1分ほどのパフォーマンスに全てが凝縮されている。ありったけの言葉で想いを発するパティ・スミスの傍らでアイヴァン・クラールが静かに呼応する様子に心をうたれる。

冷戦下でのチェコスロヴァキアの人々にとって、海の向こうでパティ・スミス・グループとして活躍している彼は誇りであり希望であったに違いない。

チェコに戻り1994年、ミラン・フラフサ(Milan Hlavsa)と夢の共演--->SOLOMON BOB, Mejla Hlavsa, Ivan Kral, PKO Liberec 8.4.1994. いかん、ミラン・フラフサが確認できない...。

2003年1月30日ヴァーツラフ・ハヴェルの任期満了による大統領退任に際し愛唱歌「Muchomurky Bile」に引き続き「Dancing Barefoot」を披露。--->Czech President Vaclav Havel Tribute 2003
政治犯として戦ってきたミラン・フラフサやヴァーツラフ・ハヴェルへ捧げられている。
感慨深い。

チェコのミュージシャンがパティ・スミス、とりわけ「Dancing Barefoot」をよく演奏している理由がわかった。

「Pumpin for Jill」(詞はイギー・ポップ)PV--->Ivan Kral Pumpin for Jill
「So Bad」PV--->Ivan Kral So Bad
1996年アルバム「Nostalgia」より「Winner Takes All」PV--->Ivan Kral Winner takes it all
1997年Ivan Hlasのアルバム「Alias」に参加。PV--->Alias song Nedele (Sunday)
2006年プラハにて--->Ivan Kral Akropolis Prague Czech Republic
2008年、TVアニメのサントラにヴォーカリストとして参加。レベッカのメンバーやギターに野村義男の名が。「Tell Me I'm Alive」だけ聴いたが凄かった。かっこいい。

Ivan Kralサイト--->http://www.ivankral.net/
【サイトの「TRIVIA」コーナーより】
*1966年「Pierot」が1位になったバンドSazeにいた。
*ショーン・キャシディ・バンドのギタリストであった。
*ウズベキスタン初のロックコンサートでヘッドラインだった。

The journey of Ivan Kral, Rock'n Roll longevity, and musical revolution.
ブランク・ジェネレーション [DVD]ブランク・ジェネレーション [DVD]
(2005/05/27)
イギー・ポップジョン・ケイル

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Ivan Kralを訪ねる旅は始まったばかりだ。