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Gavin Friday「Catholic」 

これほどジャケットと音が乖離している作品も珍しい。

Gavin Fridayは少しずつ揃えていってるけど、このタイトルはしばらく高額で手が出なかった。
最近ようやく値が下がってきたので買ったのだが

このおどろおどろしいジャケットにブックレットの宗教画のような絵が却って背筋が寒くなる思い

聴いてみてびっくり
なんと大らかで優美、どこまでも広がっていくような
それでいて彼の真骨頂、シアトリカルではないとは

VIRGIN PRUNESで彼を知ってからもう四半世紀ほど経つけど
このような音は初めてだ

あ、もしかしたら幼馴染くん意識してる?

この絵だってどことなく似てない?
140530_2203~01

ともあれ、稀に見る佳作であることは間違いない
これからの鬱陶しい季節にお奨めです。

CatholicCatholic
(2011/05/05)
Gavin Friday

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今日は1431年にカトリック教会の聖人ジャンヌ・ダルクが天に召された日

ヴァン・モリソン「時の流れに」 

1983年発表のソロ15作目くらいの作品。
音がいかにも80年代サウンド。曲はアイリッシュ・トラッドなのだけど。
当時は、このアルバムで引退を宣言したらしい。

1988年、ザ・チーフタンズと共演した名作「アイリッシュ・ハートビート」の原曲が収録されている。

今回の再発は高音質(区別つかず)が売り出そうだが、ライナーが1983年当時のものを
使う神経を疑う。(解説の湯川れい子さんが悪いというのではない)
当時を偲ぶのも良いが、せっかくUK新編集のブックレットが封入されているのだから、
それに見合う最新のライナーがあって然るべきなのでは。
参加アーティストだとか、ボーナストラックの情報とか、ネタはいくらでもあると思う。
レコード会社の怠慢。安価な輸入盤で十分だと思う。
時の流れに+2(紙ジャケット仕様)時の流れに+2(紙ジャケット仕様)
(2008/08/27)
ヴァン・モリソン

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シネイド・ローハン「ノー・マーメイド」 

一体どんな心境の変化があったのだろう。

オープニングから打ち込み多用サウンド、スケールの大きさを感じる。
2曲目「Don't I Kow」は“優しいアラニス・モリセット”という感じ。
「Whatever it Takes...」は、とても前向きなナンバー。そしてバックボーンとしてのケルト音楽を感じることができる。
PV--->Sinead Lohan - Whatever It Takes

「Believe it If You Like」では加えてインドの雰囲気。

「Out of the Woods」では何とルー・リード風のギターが流れてくる。

それにしても、1stアルバムとがらっと変わっていて とても同じ人とは思えない。

No MermaidNo Mermaid
(1998/08/10)
Sinead Lohan

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Sinead Lohan「Why Do You Think I Am」 

シネイド・ローハン、アイリッシュのシンガーソングライターである。
「You're in My Love」のようなフォーク色の強いナンバーや、
ともすればアメリカのカントリー言われればそうかと思いそうな「Sailing By」のように殆どがフォークギターで囁きかけるように唄うスタイルである。

ラスト「Who do You Think I am」は、季節を通り越して冬の切ないバラード。
ギターは一瞬 Mark Knopflerかと思った。

Who Do You Think I Am ?Who Do You Think I Am ?
(2002/09/09)
Sinead Lohan

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KT Tunstall「Eye to the Telescope」 

ようやく1stアルバムを聴くことができた。「Black Horse and the Cherry Tree」のパフォーマンスの印象が余りにも強くて、他の曲を聴くのが躊躇してたからだ。もっとも当時は、UKで女性ヴォーカリストブームの頃、とても彼女たちを追いかける状態ではなかった。リリーアレンすら知らず、ケイト・ナッシュやリトル・ブーツなんかをちょっとずつ齧るのが精一杯だった。

とにかく、そのパフォーマンスは衝撃的だった。1曲の最初から最後まで目が離せないなんて、そうあるもんじゃない。...ビリー・ブラッグ。独りで立ち向かっていく彼の姿が重なる。
--->KT Tunstall Black horse and a cherry tree Tarantata

“地元信仰”というのがあり、KTタンストールがスコットランド出身ということが、いっそう興味をそそることになった。ライナーで知ったのだが、母親は中国系の血も入っているという。

ライナーのアートワークが何とも可愛い。ギターを肩に、緩く戦闘体制に入ってるポーズや、おとぎ話の挿絵のようなコラージュ、犬と向き合う姿。

そんな彼女。時おり、胸が締めつけられるようなリフを飛ばしてくる。
「Stoppin' the Love」は、ハスキー気味でブルージーな曲。

スコットランド出身のため“ケルト文化圏”のカテゴリにしたが、彼女のサウンドに直接的にケルトの影響はみられない。ただ、「Heal Over」あたりに仄かに感じられる。


DVDは、PV5曲とライヴ5曲。
「Suddenly I See」はUS VersionとUK Version両方収録されているが、どちらも錯覚に陥るように仕掛けられている映像。
「Other Side of the World」は、すれ違いとやるせなさを醸し出している。
「Under the Weather」はナチュラルな等身大の彼女がとってもキュート。

アイ・トゥ・ザ・テレスコープ-スペシャル・エディション(DVD付)アイ・トゥ・ザ・テレスコープ-スペシャル・エディション(DVD付)
(2006/12/13)
ケイティー・タンストール

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ザ・ベスト・オブU2 18ビデオ 

初期のPVを集めたコンピを探してたのだが、諦めることにした。
原題は「U218 VIDEOS」

この作品、時系列に並んでるわけではない。初期の「Grolia」は未収録。
撮影日順に6曲を選んで見てみる。アルバムさえ買わなかったものの、かなり思い入れが強いナンバー、
「New Year's Day」「Sunday Bloody Sunday」「Pride(In the Name of Love)」「With Or Without You」「Where the Streets Have No Name」「I Still Havent Found What I'm Looking for」

翌日、残りを見てみた。
「One」の監督はアントン・コービンで見覚えがあった程度。
声を張り上げて唄う姿は見られない。
やはり自分の中でのU2は「ジュシュア・トゥリー」までか。

ザ・ベスト・オブU2 18ビデオ [DVD]ザ・ベスト・オブU2 18ビデオ [DVD]
(2006/11/22)
U2グリーン・デイ

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特典映像に「Pride(In the Name of Love)」のSlane Castle versionなどを収録。

「ニューヨークの夢」の夢それぞれ 

THE POGUES「Fairytale of New York」のことを書いてから半年が経ち、庭園の池に氷が張るようになった。
FarytaleC
2005年12月22日、ポーグスはKatie Meluaを迎えJonathan Ross Christmas special on BBCで演奏。これが1988年以降、久々のTVショウでのパフォーマンスとなる。たぶんこれか、もしかしたらこっち

では、約束通りカヴァーをいくつか。
1991年リリース「Smoke & Strong Whiskey」Christy Moore。--->TVショウ

ドイツ語では1996年8月リリース「Amerika」BAP feat. Nina Hagen「Weihnachtsnaach」
シングルヴァージョンもあるらしい。しかしニナ・ハーゲンはニナ・ハーゲンしてるのがニナ・ハーゲンらしいし、ニナ・ハーゲン以外には有り得ない唄い方だろう。
FairytaleB
2007年10月リリース「Sounds of the Season - The KT Tunstall Holiday Collection」にKT Tunstall with Ed Harcourt。--->KTの個性が良く表現されていると思う。

2002年12月リリース「It's All Bells - Jingle All the Way」にDamien Dempsey & Sinead O'Connor。
--->Sinead O'Connorの1stアルバムの雰囲気。
FairytaleA
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Sinead O'Connor「Chiquitita」 

1999年チャリティアルバム「Across The Bridge Of Hope」に収録されている。
TVショウ(BBC)--->Sinead O'Connor-Chiquitita (live)
1997年。アイルランド民謡を唄う--->Sinead O'Connor - She moved through the Fair - Sult 1997
1998年。カイリー・ミノーグ、ナタリー・インブルーリアとユーリズミックスの「Love is a Stranger」「Sweet Dreams」という贅沢なメドレーを披露。--->Kylie - Sweet Dreams [Live On TFI Friday 1998]
もう1曲、「Happy To Be Here」--->Dave Stewart with Sinead O'Connor, Kylie Minogue and Natalie Imbruglia - Happy To Be Here
知らなかった11年前の出来事だ。この時共演したデイヴ・ステュワートが携わったのが2000年のアルバム「Faith and Courage」。打ち込みが多用されていて、通して聴くのは辛い。そんな中「'Til I Whisper U Something」は、いかにもデイヴ・ステュワート的な佳曲。ベースはジャー・ウォブル。後期ビートルズのような「The State I'm In」にも、ほっとする。「Emma's Song」はブライアン・イーノの仕事。(ピアノとプロデュース) この人も本当に琴線を掴むツボを心得ている。ブライアン・イーノとデイヴ・ステュワートという素晴らしい理解者を得た。

「Chiquitita」を聴いた後は、とてもすんなり「Faith and Courage」を聴くことができる。
PV--->Sinead O'Connor - Chiquitita (Official Video)
少しおどけたり何気ない仕草を捉えた心に残る映像だ。

少し伸びた髪が耳にかかるのを気にするのも
チャイナドレスで「She moved through the Fair」を唄うのも
赤いドレスで「Chiquitita」を唄うのも、どれも紛れもない彼女の姿。

Across the Bridge of HopeAcross the Bridge of Hope
(1999/07/13)
Various Artists

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生きる力生きる力
(2000/06/21)
シニード・オコナー

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THE POGUES「Fairytale of New York」12インチシングル 

既にCD時代だったが、この曲は是非12インチシングルで持っていたかった。見開きジャケットを拡げると、いつでもあのイントロが奏でられる。
FairytaleOfNewYork2
1988年3rdアルバム「堕ちた天使」のライナーに記されたピーター・バラカンの思い入れたっぷりの対訳は5年後に刊行された「ラヴソング」にも掲載された。
1991年「The Best of the POGUES」、PV集「POGUE VISION」に合わせて再リリースされたジャケットの裏面の写真はAndrew Catlinによる。
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FairytaleOfNewYork6
FairytaleOfNewYork4
FairytaleOfNewYork3
これらの写真が撮られたと思われる1988年St.Patrick's Dayのパフォーマンス--->The Pogues and Kirsty MacColl - Fairytale of New York(1991年2月発売LD「ライヴ・アット・ザ・タウン・アンド・カントリー」に収録。)

TVショウでのパフォーマンス--->The Pogues & Kirsty MacColl - Fairytale Of New York [totp](途中で終わります) PVの雰囲気を再現した冒頭のピアノショットは「Haunted」のPVでも使われている。

1994年6月ロンドンでのパフォーマンス。共にZTT時代、ShaneはバンドTHE POPESとして。Kirstyは「Titanic Days」リリース後。--->Shane MacGowan Kirsty MacColl - Fairytale of New York Fleadh

Kirsty MacColl、Shane MacGowan、Cait O'Riordan、Crissie Hynde、そしてSinead O'Connorなどなど。この曲にまつわる人たち。万感の想いが込められた1曲。

「ポーグヴィジョン」のラスト「レイニー・ナイト・イン・ソーホー」の監督がAndrew Catlin。
Andrew Catlinオフィシャルサイト--->www.andrewcatlin.com/
マイスペース--->http://www.myspace.com/andrewcatlin
「ブラウン・アイの男」の監督は「ストレート・トゥ・ヘル」のAlex Cox。

ポーグヴィジョン [DVD]ポーグヴィジョン [DVD]
(2006/09/27)
ザ・ポーグス

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ケイト・オーリアダンの勇姿と笑顔 

ポーグス「Fairytale of New York」は、元々は1985年に当時ベース担当メンバーCait O'Riordanとのデュエットの設定で作られた。デモ録音も行っている。--->The Pogues - Fairytale Of New York Demo(音声のみ)
歌詞が詰めきらなかったことと、ケイトがバンドを脱退したことで頓挫。

後にカースティ・マッコールが歌うことになるが、その前に候補に挙がっていたのがクリッシー・ハインド。但し、「雰囲気的にシェインに近すぎる」(引用;「堕ちた天使」ライナー)というスティーヴ・リリィホワイトのわけのわからない理由でカースティ・マッコールが提案される。カースティ・マッコールの父親ユワン・マッコールが書いた「Dirty Old Town」はポーグスの2ndアルバムに収録されている。ケイトがベースを弾いているPV--->pogues - dirty old town

ケイトは1986年にリリースされたポーグスのシングルで映画「Sid and Nancy」のサントラに収録された「Haunted」のヴォーカルである。(この曲は1995年Shane MacGowan and Sinead O'Connorでリメイクされる。)
映画が縁で同じAlex Cox監督ドタバタ西部劇「Straight to Hell」に出演。「Danny Boy」を独唱しながら登場するシーンは前後の間合いといい、アングルといい実に絶妙。これだけで1本のPVを見た気分。--->Danny Boy - Cait O'Riordan

最近ではホットハウスフラワーズのFiachna O BraonainとDave ClarkeとのユニットPRENUPで2007年アルバム「Hell to Pay」をリリース。
Hell To PayHell To Pay
(2007/09/04)
Prenup

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2008年末にはアイルランドでツアー。このバルコニーでのパフォーマンスは和気あいあいとしてとても良い--->PRENUP

PRENUPのマイスペースで、他のTV番組出演など視聴可能--->http://www.myspace.com/prenupmusic
ケイトとクリッシーは雰囲気が良く似ている。彼女の笑顔が嬉しい。